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Google Geminiは、ウェブブラウザのインコグニートモードを使用すれば、ログイン不要で無料で利用できます。
Geminiをログイン不要で利用する方法:手順
GoogleのAIチャットボット「Google Gemini」は、2025年3月から登録不要で利用可能になりました。これにより、GoogleはChatGPTなどのサービスプロバイダーと同等の機能を提供し、AI技術への簡単なアクセスを可能にしました。ただし、いくつかの特徴と制限があります。
- Geminiのウェブ版(gemini.google.com)にアクセスしてください。
- ブラウザのシークレットモードでページを開いてください。現在、Googleアカウントなしで利用するにはこの方法のみ可能です。
- チャット画面に直接移動し、質問やタスクの入力が可能です。
匿名利用時の重要な制限事項
ご利用いただける機能は、最も重要な基本機能のみとなり、パーソナライズ、ファイルのアップロード、チャット履歴はご利用いただけません。すべての機能をご利用いただくには、引き続き Google アカウントが必要です。ただし、シークレットモードでご利用の場合、データは永続的に保存されません。ブラウザを閉じると、すべてのチャットが削除されるため、プライバシーは保護されます。
- Gemini 2.0 Flashのベースモデルにアクセスできますが、Flash Thinking、Deep Research、パーソナライズなどの拡張機能や実験的な機能にはアクセスできません。
- ファイルのアップロードはできません。
- チャット履歴は保存されません。ブラウザを閉じるとすべての会話が消去されます。
- AIはあなたの個人用Googleデータにアクセスできません。
- ログイン不要での利用は現在ウェブ版のみ可能です。GeminiのAndroidアプリは引き続きGoogleアカウントが必要です。
匿名で利用できるモバイルアプリ版はリリースされますか?
現在、GoogleがGeminiの匿名利用(Googleアカウントでのログイン不要)に対応したモバイルアプリ版を計画または提供しているという情報はございません。
- Geminiの匿名利用は、現在ウェブ版をインコグニートモードで利用する場合に限定されています。Android用のGeminiアプリでは引き続きGoogleアカウントが必要であり、近い将来に変更されるという公式発表はありません。
- その理由の一つは、規制上の障害と技術的な課題です:EUの新たな年齢確認とデータ保護に関する概念は、真の匿名性を保証するものではなく、偽名やドメイン固有の識別子を使用し、完全な匿名利用を困難にしたり、不可能にしたりする仕組みを採用しています。
- 他のメッセンジャーアプリやAIアプリも、通常はユーザー識別の一形態を採用しており、たとえそれが仮名化されている場合でも同様です。
- 現在、登録不要で匿名で利用できるモバイル版Geminiアプリは存在せず、現時点では発表もされていません。匿名での利用は、当面はウェブ版のインコグニートモードに限定されます。