8
Google Geminiは既に日常のデバイスやサービスに組み込まれていますが、AI機能を利用したいとは限らないユーザーもいます。しかし、Geminiは簡単に無効化できます。
Geminiを無効化/オフにする: 個人用およびビジネス用アカウントの簡単な手順
Gemini を無効にするには、使用状況に応じて異なる手順が必要です。以下の手順では、個人用デバイスおよび業務用環境で AI を完全にオフにする方法を詳しく説明します。Google が公開していない背景情報も含まれています。
- 個人アクティビティデータの削除:myactivity.google.com/product/gemini にアクセスし、3 本線のメニューから「アクティビティを管理」を選択し、すべてのデータを削除するか、特定の期間を選択して削除するかを選択します。注意:削除後も、インタラクションは Google のバックアップシステムに最大 72 時間残ります。「自動削除」オプションを使用し、期間を「無効」に設定して、永続的な保存を防止してください。
- 企業アカウントを中央でロック(管理者アプローチ):管理者は Google 管理コンソールにログインし、[アプリ] → [Google Workspace] → [Generative AI] に移動し、Gemini のサービスステータスを「すべて無効」に設定します。同時に、Google Cloud Console で Gemini for Google Cloud API を無効化し、コードアシスタントや BigQuery 統合をブロックします。Colab ノートブックまたは Looker Studio で残りのデータを手動で削除して、コンプライアンスのギャップを埋めます。
- デバイス固有の落とし穴を回避する:Honor Magic7 Pro などの Android デバイスでは、[設定] → [アプリ] → [無効化] から Gemini アプリを削除します。ロックされたシステムアプリの場合は、ADB ツールを使用した回避策が有効です。デバイスを USB で接続し、コマンドラインを開き、adb shell pm uninstall -k –user 0 com.google.android.gemini を使用して、ルートアクセス権なしでアプリをアンインストールします。
- クラウドサービスを整理:Google CloudプロジェクトでリンクされたAPIを確認し、BigQueryに保存されたモデルデータを削除します。NetGuardなどのアプリを使用してファイアウォールルールを設定し、generativelanguage.googleapis.comへの接続をブロックすることで、隠れたバックグラウンドクエリも防止できます。
日常のアプリやシステムに隠れた統合機能を検出
Geminiは、GmailやMessagesなどのサービスで気づかれずに動作しています。これらの手順で、AIが明らかに動作していない場所でも検出・無効化できます。
- Google メール:AI 機能無効化:設定 → スマート機能で、自動返信や分類などの Gemini ベースの提案をすべて無効にしてください。また、「コンテキストに応じた優先順位付け」などのサブ項目も手動で無効にしてください。そうしないと、AI がメールのコンテンツをメタデータとして分析し続けます。
- Google Messages:チャット履歴と AI フックを削除する:Gemini チャットを開き、プロフィール画像メニューから履歴をすべて削除し、詳細設定で「AI 提案を有効にする」オプションを無効にしてください。一部のデバイスでは、AI からのプッシュ通知を停止するために、キャリアサービスのキャッシュもクリアする必要があります。
- システム全体の設定を調整する:Android デバイスでは、開発者モードを使用して、Google Play Services for AR などのバックグラウンドサービスを無効にしてください。これらのサービスは、Gemini モデルに一部アクセスしています。Google アプリを使用している iOS ユーザーの場合:位置情報へのアクセスとマイクへのアクセスを制限して、間接的な AI とのやり取りを最小限に抑えてください。
- ブラウザ拡張機能を確認する:Grammarly や Loom など、Gemini API を使用している可能性のある Chrome アドオンを削除してください。代わりに、LanguageTool Desktop などのローカルで動作するツールを使用するか、Chrome フラグ (chrome://flags) で実験的な機能 disable-gemini を有効にして、ブラウザでの AI 要素を無効にしてください。
- 一貫性が重要です:変更後は必ず影響を受けるサービスを再確認してください – Googleは設定をリセットする可能性のあるアップデートを配信しています。手順をチェックリストに記録し、後で機能を再有効化したい場合に備えてバックアップを作成してください。この手順を実行すれば、Geminiがバックグラウンドで動作し続けていても制御を維持できます。